ツイッターのお題箱でいただきました「青八木さんにあれこれされる手嶋さん」
あれこれ=生ハメ・中出し・噛み付き、です。
青手のセックスは好き放題な感じです(基本中出し)。そこに人間性とか倫理性はいらない。手嶋さんは「痛い」「苦しい」は言うけど「やめて」「やだ」は絶対言わない。「優しくして」じゃなくて「好きにして」って言う。むしろ好き放題に求められることこそに価値がある、そういう風に求められていたいし応え続けていたい。マゾじゃなくて、ややこしい感情の経路を経て「痛いことをされる=悦び」につながってんです純太は。
青八木はエッチの時噛むのはなんか自然とついた性癖で(青八木がうなじフェチってのもあるけど。あと別に毎回噛んでる訳じゃないよ)、青八木は普通の人より少し『動物』としての感覚が優れている人、に設定してる。銅橋は当然としてスプリンター組はなんとなくみんなそうだと思うんだけど、はじめさんは結構顕著。好きな人の血の味に興奮するのは彼ぐらいだろう。
補足すると青八木はサディズムやカニバの気がある訳ではなく、性欲と食欲と狩猟本能がゴッチャになってる。血の味や臭いを感じる→狩猟本能が刺激される→ついでに性欲も刺激される→食欲が刺激される(美味いと感じる)。純太がぐったりしてる→獲物を仕留められる→食欲が刺激される(純太美味そう)→ついでに性欲も刺激される→狩猟本能が刺激される→噛む。だめだこの人なんとかしないと。
私はいつからか二次創作BLを通してなんとなく「完全に非の打ちどころのない愛情」を模索するようになってる(別にそれを持ったカプを好きになる訳じゃないけど)。それにまず辿り着けたかなって最初に思ったのがシャダイのイールシ(でもこれは片方天使だからやや反則)、次がSKLの剣遼剣。
その方面で考えると青手は相当特殊で「限りなく正解に近い間違い」。自分でも細かい説明に困るんだけど、一言で言うなら『歪な歯車が見事に噛み合っている』。それぞれ持つ愛情は間違った部分があるのに完全無欠の愛情に行き着いている、破綻した部分があるのに結果として完璧な恋人にまとまっちゃってる。1年時T2にしても「手嶋のやってることは一選手として破綻してるけど結果的に上手くいってる」、シンクロストレートツインにしても「自殺同然の危険行為なのに上手くいってる」、そういう歪な完璧さが恋人関係にもダイレクトに出てる、みたいな。
二人とも幸せで過不足なく愛し合ってるけどどっか頭のネジが外れちゃってるとこがある、柔らかに狂気を孕んでいる、そんなのをエロでも匂わせたいって思う。