↓の記事で話した、描くの難しくて諦めたというタトゥー真上。こんなんにする予定でした。
背中にセフィロトの樹。両腕にそれぞれ天使と悪魔のモチーフ、という中二全開デザイン(ちなみにタトゥーの代わりにつけた背中のボディピアスは天使の羽をイメージ。ちゅうにー!)
背中にはもともとエルプズュンデの型番の刺青が入ってて(ケテル=王冠の部分)、それを装飾するようにセフィロトを上から彫った、という裏話があります。望まない印を潰すんじゃなくて、美しく組み込んで新しい自分をデザインしてく、という姿勢が私の真上の理想像なもので。ケテル以外のセフィラも自分の出自に関係する言葉に直してるとなおグッドですね。罪とか銃とか白とか。
なんでセフィロトなのかは完全に中二病患者としての私の趣味です。アイラブ・アイン・ソフ・オウル。画像検索すると、実際にセフィロトの樹のタトゥー彫ってる人が結構いて世の中の中二病患者も捨てたもんじゃねえなと思います。
真上ってかっこいいっすわ。
いきなりなんだって話だけど、私は基本「剣さんかっけえ」の人なんだけど、剣さんは「かっけえ」以外にも「美しすぎる」「おまえ天使か」「かわいすぎて死ぬ」みたいな気分になるのに対して、真上は大体いつも安定して「真上かっけえ」のモードでいるってのに最近気付いた訳で。
剣さんの「かっけえ」は、顔とか体格、言動、性格、立ち振る舞い、他キャラとの掛け合い、そういうので生まれる「かっけえ」。だから、ちょこっと口調が変わったり違う表情を見せると「やば!やばかわ!おおっふぉんn!」みたいになる。
じゃあ真上の「かっけえ」って何かと言うと、生い立ちなんです。真上に込められた物語がかっこいいんです。空虚な運命、出自との葛藤、海動との出会い、宿業からの解放。ちょっぱやで終わるSKLだけど、「これからこの男はどんどんかっこよくなる」という確信をあの短い話の中で強烈に抱かせてくれる。
そんな真上が内包する物語をふと思い出してしまうと、津波のように真上のかっこよさが押し寄せてくる。溺れる。真上に溺れる。実は今がそんな時期で、真面目なデカい絵の構想が今3つあるけど、全部真上ピンだーーーー!どの真上から描いてやろうかーーーーー!!!
(海動の物語は、真上と出会ったところがゴールなんだけど、)
(真上の物語は、海動と出会ったところがスタートだと思うから、)
(真上は海動と生き別れても死に別れても一人で強く世界を見ていけると思う、そうつまり…)
(鋼の冒険心だ!)