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 純愛ist(更新停止)

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通販開始と秋の裏話

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通販開始と秋の裏話



 2度目の春コミを無事に終えられましたー!
 ってことで、さっさと通販開始です!
 ↓  ↓  ↓

 <<通販フォーム>>

 <<BOOTH>>もあるよ。

 あと、少しですが無双の無配本も残りがあります。
 (どーせ中身は後でpixivに載っけてしまうんですが)ご希望の方は連絡事項欄に「無双本希望」とでも書いてもらえればお付けします。無双本単体でも結構です。

 炎電炎見てましたーとか、ショウバイや無双で本出さないの?とか、ダイナミ以外のジャンルのお声掛けもあり「あ…ちゃんと見てもらえてる…!」と感じ入った次第です。私にとって同人誌用のお話を作るのはなかなか特殊で、今んとこはSKL以外でできる気配がありません…(ゲッターもネタ切れ。SKLもそろそろやばい)
 去年はまさに同人漬けの一年で随分本を作ってしまいましたが(3・10・12月で計5冊…ヒッ)、今年は控えめにする予定ですのでその分他ジャンルはオンラインでいっぱい描けたらいいなぁーって思っております。アニメでクロウさん見れるしね!

 雑感はここまでで、久しぶりに同人誌の裏話コーナーです。
 冬コミ前に秋の本の裏話をしとこうと思ってたんだけど、忙しくてスルーしてしまっていた…!


『心中』
 タイトルはあとがきに書いたとおり「しんじゅう」と「しんちゅう」のひっかけ。タイトルフォントを泡立ち消える水のようなフォントにしたかったんだけど見つからなくって、仕方ないから自分で描いた。字汚くてゴメン。

 シンプルな話な上にあとがきで十分に補足してしまったのであまり語ることもないけど…。
 元になったのは実はこの絵。画風もこれにちょっと似せました。ゲッターに同化して地球を去る竜馬のイメージ。

 SKLは全体を通して「こういう話が書きたい」という考えで作るのに対して、ゲッターは「このシーンが書きたい」という考えでできることが多いみたい(だから短くまとまるのか?)盲者はラストの隼人。そして、心中はゲッペラーのシーンと「もういい」のシーン。

 テーマは「諦念」。あんなにゲッターに乗るのを拒んでいた竜馬が最終的にゲッターに乗った理由は、私は諦めだったと思ってる。本当は嫌だったんだと思う。でも地球のため隼人のためだから仕方ない。自分は死ぬかもしれないけど、ゲッターがどんどん化物になるかもしれないけど、遠い未来で全宇宙がゲッターに滅ぼされるかもしれないけど、とりあえずやらなきゃ目先の地球と友は死んでしまう。ならもういい、もういいや守れるなら、って。そういう主人公らしからぬ諦念の物語です。
 おまけ漫画で元気にゲッター線してる姿を描いたとはいえ、主人公が死ぬシーンを漫画にしたというのはなかなか鮮烈なものですね。広義の意味で死にネタなんでしょう。

 今までの私の同人誌を全部読んでいる妹と友人(友人はゲッター・SKL未視聴)に一番良かった本を聞いたら、2人ともこの心中を挙げました。短い割に人気。



『2 MAN CELL!』
●タイトル
 当初案はシンプルに『ツーマンセル』だったけど、表紙が思ったよりライトな雰囲気になったんでちょっと洒落っ気を出してこうなりました。

●舞台設定とモブ女さん
 コーラルステーションに歓楽街がある訳ないので、WSOの関係機関の基地に地獄達が出張でやってきてた、という設定。
 その軍事基地を中心に発達した荒野の中の小さな町で(トーンの関係で完全にビル街になってましたがイメージとしてはもっと場末の歓楽街)、軍人相手に商売をする夜の店がたくさんあります。彼女もいわゆる風俗嬢で、仕事場へ向かう途中(なので派手な下着をつけてた)
 海動と真上ですが、久々色町に来れたんで女の子と遊ぼうかという話になり、でもテキトーに店に入ってブスをつかまされても…ってことで、手っ取り早く好みの女性をナンパしたという流れ。イケメンタッグだからできる傲慢な芸当ですな。
 海動と真上が珍しくドッグタグをさげてるのは、自分たちが軍事関係者だということを明かすことで、普段から軍人を商売相手にしてる女達に警戒心を持たれないようにするためです。

●3P
 海動の名誉のために言っておくけど、海動がいつもいつも途中で女をほっぽって真上に発情するという訳ではない。ちゃんとこのまま最後までいたす時もある。もちろん女の子をつれてきたのに、着替えてる真上を見たらむらむらしていきなり真上に襲いかかることもある。真上から仕掛けることもある。つまり、その場の気分でフリーダムにやっております。こいつら。
 うちは海動も真上もそれなりに女性(モチロン男も)が好きで、ばらばらにナンパする時もあれば、こうして一緒にナンパして二人で抱く夜もあります。真上の方が女性の好みが変態くさいらしい。

●遼ねぇさま
 うちの真上ってよくよく女装するなあ…

●手コキ
 真上は手コキが馬鹿みたいにうまいという設定がある。手先が器用なイメージだからですな。
 セレクトに非常に困ったけど、とりあえず「逆さ抜き手地獄」はネーミング的に譲れないなと思い。描いてて楽しいのは「裏筋水かきこすり」。真上は指の間まで性器なんですよ。

●小休憩
 うちの剣さんはまあまあ甘党。
 ちなみにケーキは一昨日くらいに海動自身が買ったもの。買ったの忘れてて喜ぶパターン。

●真上の生態
 はたして真上がどこまで人間とかけ離れた生態なのかは分からないけど、「真上は漫画・アニメ・小説通して一切飲食のシーンが無い」というお話を聞いたのが印象に強く、とりあえず飲食不要・睡眠不要・セックス不要のキラーマシーンにしときました。
 食欲・睡眠欲・性欲、どれも備わっていないんですが、海動がご飯食べてるのを見るとおなかが空く、海動が布団に入ろうとするとなんとなく眠くなる、海動を見てるとドキドキしてキスをたくさんしたくなる。これらは真上の身体的には全部「錯覚」なんですが、優しい真実なのです。

●剣さんのセックス観
 長話になりそうだったし、ちょっと複雑な話になると思ったので省いたんだけど、海動は(真上以外との)セックスを自慰として認識してる、という小話がありました。
 セックス=性欲処理というドライな捉え方をしている訳ではなく(海動はそこまで情のない人間じゃない)、目的意識の違いというか。

 性欲を食欲、睡眠欲に限りなく近いと捉えていて、セックスをすることは人間にとって最低限必要な行為であると思ってる。だから、セックス=特別な人としかしてはいけない行為という考えが薄く、恋人がいながら別の女性とセックスすることに罪悪感はない(流石に最初のうちは真上に了承を取りました)
 性欲を食欲に置き換えて例え話をするなら、海動にとって行きずりのセックスは「飯屋でたまたま相席になった女と気が合って話が弾んだ」で、真上とのセックスは「彼女とデートで食事したけど、緊張してほとんど食えなかった。でも幸せ」
 どちらも誰かと食事をしてることに違いはないけど、前者はあくまで自分は自分の食事(自慰)をし、相手は相手の食事(自慰)をする。そして、(楽しい方が良いしそうしようと努力もするけど)最低条件として栄養摂取(性欲処理)ができなければその行為に意味はない。後者は、あくまで二人で食事(セックス)というものを作る。栄養摂取(性欲処理)が絶対に必要かというと別にそうでなくてもいい。目的は欲の発散ではなく、ただ二人で楽しく食事(セックス)という行為をしたいだけ。

 海動にとって、前者はあくまで生きていくための条件を最低限満たす動物的生活で(一人で食事して、一人で寝て、性欲処理をする。これでも別に生きていける)、後者こそが三大欲求を越えた欲求(つまり…愛だよ)を満たせる人間的生活(食事も、寝るのも、性欲処理も一人でできるのに、真上と一緒だと楽しい!幸せ!)というものなのです。
 そういう意味では、海動は真上以外の誰かと一緒に食事をしたことも、寝たことも、セックスをしたこともなかったのです。

●由木
 勿論、由木はふたりの趣味です。


 短い話と、エロ本だったので裏話はこんな程度。
 次回は、冬の本『つるぎのゆくえ』。近いうちに。

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