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 純愛ist(更新停止)

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彷徨の18歳

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彷徨の18歳



 ―――今日を生き抜く、最低限の温度だけ


 百花繚乱を済ませまして、追加シナリオを除けばやっと全シナリオを済ませました。2か月弱かかってるぞ馬鹿野郎。
 そんな訳で、忠節にボリュームを置きすぎる各章の雑感です。

 ●忠節
1話(17才)
 わかとら。
 いきなり小谷からスタートで「げえーーーーっ!かっわいそーーーー!!」となった。
 浅井時代は幼いなあ。図体のデカい少年と言っても差し支えないんじゃないか(というか年齢的にはそのはず)喋り方はしっかりしたものだが喜んでいる時はどっかあどけない。吉継との華麗なアクションムービーで勢い余って水場にバシャンするとか若さの極地(そして吉継から漂う場違い感)
 長政様の死後、高虎はどんどん成長して立派な男になるけど、それでも「一生このままならどんなに幸せだったことか」と思わずにはいられない。吉継も物静かながらに若々しく生き生きしてるの含めて。
 平伏している姿が似合う。吉継はお大福。

2話(19才)
 ひかえめとら。
 4で、小谷で吉継と別れてから再会した時にものすごく性格がヒネていたのがとても萌えた驚いたので、きっとこのあたりの流浪時代に苦労して性格悪くなったんだろうなあと思っていたら意外にもまだまだ純。
 周りが大体目上なので敬語が多い忠節の章(敬語とら大好き)だけど、お市様やこの頃の家康様に対しては主じゃないせいか極端にかしこまらず、自然体に近い『控えめ』程度のしゃべり方なのが良い。「家康殿の家臣には譜代が多いから、自分のような者はお嫌いでしょうな」のあたり、字面だけだとすごく嫌みなのに喋り方がたおやかで品が良く、和やかな冗談のような印象。認める主がいないせいか、高虎のあの烈しさ、意思の強靱さみたいなものが薄く感じる。これはこれで素敵だ。
 いじめに耐え健気に働く姿は、モブエロ同人誌のネタにしてくださいと言わんばかり。ブラック主君に仕えているのだが俺はもう限界かもしれない。

3話(27才)
 いきいきとら。
 秀長様出てきた!クロ2やってないけど、高虎にとって大事な主だということは知ってる。
 大好きな主を得て、年齢的にもしっかりした年頃になって、溌剌とやる気に満ち満ちしているのが、逆に「上げて落とす」って感じがして苦しい苦しい。本当にこいつは救えると思っていたんだろうな。4の吉継の切腹に替わる場面なんだろうけど、ある意味4よりむごい。お市様のことは百花繚乱の章に任せて、お前はただ泣け。
 吉継からもなんとなく諦念というか、「流れだから」みたいな空気が出てきてる。もしやこのあたりで自分の余命を知ったのかもしれない。しかし、お母さん(お市様)に「高虎のことお願いします」と正式に夫認定されたのに最終的に三成側についたの、お母さんは許しませんよ。
 北の庄ムービーで転んだとき、無防備なまでに堂々と開脚していたのを私は見逃さない。

4話(30才)
 ひねとら。
 4のひねくれた高虎にいつなるかいつなるかと思ったらここでなった。お市様がきっかけだったのか。前話からあっとういう間に清正とのパワーバランスが逆転しててこいつ強い。
 「秀長様のために功をたてたいんでな」のセリフがなんとなくツボっている。その場を去る理由にしても、もっと良いものがあったんじゃないのか。それとも本当にこれが本心なのか。両方なのか。清正のぽかん顔が目に浮かぶ。

5話(44才)
 パーフェクとら。
 忠義に篤く、将としての責任を負い、泰平への祈りを込めて友を斬る。ほぼ完璧超人。
 4より覚悟を以て本気で吉継にぶつかっていく姿がかっこいい(お市様の一件がむごかった分、腹が据わったんだろう)。VS吉継は将同士のガチバトルで熱かった。あのまま矢尽き刀折れるまで戦い、最後は素手でやり合いそうだ。スクライドか。
 エンディングの吉継の墓が想像以上にデカかったのだが、あれか、石垣高く積む才能が発揮されたのか。

 4ほど悲しい終わり方ではなかったけど、自ら母を討ち、友を斬った高虎の心は一生救われることはないんだろう。でも、誰も泣かない平和のために自分は一生泣いていくことを選んだ。献身、としか言いようがない。泰平への献身(最初は「自分を認めてくれる」という基準で主を選んでいたのに、最後には「自分の望む泰平を叶えてくれる」という基準で家康を主に定めているのもまた心境の変化なのだろうなあ。主に認められたい、主を天下人にしたい、そういう自分自身の望みを捨て続け、最後にたった一つ残った泰平という望みだけに命を燃やした。なんと過酷で潔い生き方…)
 生きろという長政様の望み、自らを討てというお市様の望み、夢に殉じたい吉継の望み、どれも辛い選択だったのに文字通り身を削ってすべての望みを叶えてきた高虎は献身という言葉がよく似合う。献身の章だ。
 そうやって身を削り続けた高虎だけが生き残り、思いっきり長生きするのもまた浮世の妙というもの。過酷な半生を送ったのだから、余生はのんびりと泰平を生きてね。


●理想
 「子飼いかあ、子飼いの話かあ」と思ったら後半からの左近無双(文字通り)。なぜ生きてる。そこでなぜ生き残れる。このまま身分を隠し二人でひっそりと暮らすトゥルーエンドだろうか。
 三成が堂々と高虎をクズと言い切ったので、吉継から往復ビンタされていると思う。

●盟友
 腹を切らない吉継が、こんなに強いだなんて…。忠節でもそうだが最後の怒濤の猛追なんなの。今回の西軍のモチベーションおかしい。しばらく三成のオカンだったのに、最後は騎士になってやってきた。
 主に絡みは三成とだけど、吉継・三成・高虎の三角イベントはなかなか吉継の各人に対する顔が出てて良い(どっちにも良い顔してるというか、使い分けが上手いよな吉継は)今回は高虎が長いこと豊臣方にいるので一緒に出陣できて良かった良かった。
 含みを持たせたエンディングは悪い結末が想像できるが、潔さとかっこよさで考えれば4よりかなり前に進んだ感じ。でも、4の死に方はめちゃめちゃ性格の悪い死に方だと思ってるけど、その分あれは高虎へのエゴがすごいから好きなんだよなあドロドロしてて。ホモを考えないなら4-2だろう。4は高虎エンド、4-2は三成エンドってとこか。

●反逆
 4の光秀の謀反の心情がいまいちつかめなかったので、いっそこっちの方がわかりやすい気がする。イベントの立ち位置やカメラアングルが多彩になったけど、その恩恵を一身に受けていたおじさん。
 松永殿が使いにくかったので、ほんと宗矩エンジェル。

●新星
 いい…、直政(シャレではない)
 思ったより激しいキャラ性がとても気に入った。頭いいし冷静なくせに、頑張って突出我慢するのとかなんか矛盾しててグッド。忠勝に対して敬語なのにまったく年上と思っていない感じが、誰しも思っただろうけど某虎&兎。
 あとで気付いたけど、長篠の時点で14才だそうなので逆にあそこまでズバズバ言える中二とかおま。

●好敵手
 小田原の協力奥義ミッションを成功させたくて3回もトライしてしまった。
 4の吉継に宿るなんとなく破綻した空気が、豊久に宿ってる気がする。友と殺し合うのを楽しみにするな。まあ、それは「島津だから」で説明できるから良いんだけど。直ちゃんやりきれねえな。
 関ヶ原がいい感じに、豊久VS直政、三成VS家康、左近VS忠勝、吉継VS高虎、と綺麗にマッチメイクされていて、そこも含めて『好敵手』の章なのだろうな。不覚にも最熱関ヶ原。

●約束
 どうせ親父すぐ死んじゃうから先に使っておくかと思ったら意外と粘った。
 北条の忍である小太郎がなぜ北条家である早川殿ではなく甲斐の方についたのか不思議だったのだが、それって4のイベント(北条関係まだ全部開けてない)かクロ3であったのかな…。
 どうせ女子メインで風魔ほとんど絡まないんだろー!と思ったら、意外と出るわ出るわエンディングにまで出やがった。

●主従
 政宗坊ちゃんってすごいよね。結構えげつないストーリーの割には悲壮感が薄くて、前向きで。過去に囚われない感じがかっこいい。
 あえて好きな人に自分を傷つけさせて手に入れる作戦に出るのは4吉継と近いものがある気がするが、こじゅがそれを好意的に受け取ったってのが素晴らしい。政宗もそれは予想外だったんじゃないか。
 4だとあまりこじゅの内面が見えてこなかったので、政宗の目を気にしてる繊細さとかが見れて株が上がりに上がった。奥州主従はとにかくカラっと爽快なので、あまり最後には死なないでほしい…(;ω;)
 「逆心っっっ!!!!!無しぃぃぃ!!!!」は個人的4-2のナンバーワン名言。

●絆
 強制的に信之お兄を使い続けることになる訳だけど、周りからの賞賛セリフが「地味ながら」「華はないが」とか微妙に棘があるのが可哀想可愛い。お兄は普通に美人だよ。
 九度山を出る前の幸村が義姉にごく自然に嘘をついて安心させて出ていったりするのが、ちょくちょく「こいつ天然じゃねえよなあ…」って思う。実直ながらにそういう細やかな融通が利かせられるのは幸村かっこいい。流石流浪演武でわざと天然を気取った男。
 秀忠様と一緒の合戦が多いのだが、アニメ視聴中にこの綺麗な秀忠様を見ると「おぅふ」となる。いや、どっちも好きだよ。

●大樹
 4でも景勝が結構好きだった。なんか安定感のあるかっこよさだよね。一番上司にしたいタイプ。兼続の義を景勝が見守るっていう4と同じスタンスだけど、うん、上杉はこれで良い。地味ながらに安心感があって。
 大阪の陣直前名物、高虎の「う゛ぁか゛や゛ろ゛う゛!!!!」が健在で実に宜しい。

●情愛
 チカコショ推しとしては孫市がうん、まあ、なんだけど。結局、孫市でもなく、元親でもなく、ガラシャに落ち着くとか魔性つよい。

●賢人
 半兵衛…いい年して可愛こぶるな…
 4の軍師は官兵衛殿がメインっぽい感じがしたけど、今回は隆景(エンディングは安定の官兵衛殿だけど)お父さんへの後ろめたさと感謝が語られたのが不覚にもジン…ときてしまった。4のさりげなく隆元の死をひきずってる元就さんといい、毛利の家族愛には弱い。

●百花繚乱
 勝家…!!!!!!

 今後は追加シナリオをしつつ、イベントを開けていく感じ。あと一応無限城もクリアしなくては…。
 今回は追加シナリオに高虎参戦確定なので涙を呑む必要はない!俺は生きる!

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