このまま1年、2年、3年と総北全員描いてこうと思ったけど全然進まないので1年だけ完成させとく。
エニッキやツイッターではちょいちょい絵をあげるけど、1ヶ月ほど前にアニペダを見終わって今は劇場版とか漫画とかその他諸々をゆっくり消費していってます。スポーツものハマるの久しぶりなので少し戸惑ってる。
今回はアニメ見終わった時点での、各キャラの雑感。基本的にみんな好きって話。
坂道くん
中学時代はオタ趣味をカミングアウトできなかったそうだけど、そのサブリミナル的布教力を以て全メンバーにアニソンを仕込むという戦果まであげた随分とまあ攻撃力の高いオタクである。自転車の才能と共に布教の才能の目覚めたというのか。
最初からかなり強い子なので、VS2年などは「そこは、そこは敗けとけ！敗けといてください！可哀想すぎる！」と思うこともしばしばだったが、とても良い子なのでそこは緩和してくれてる。
敵味方大体すべてのキャラと仲良くなれる（公式で絡みがなくともなんか仲良くなれそう）すごい子。
今泉くん
一般人坂道くんにチャリ勝負を仕掛けてくるなど序盤は（リアルにいたらイタい人だろうな…）などとよく思ったものだが、ごく自然に友人関係になっててあら良い子だわ。最初から実力者なのでゴタゴタしつつも安定感があり、影が薄いのが寂しい。と思ったらIHではメンタルにムラっ気が出てきてヤキモキさせてくれる。でも、坂道くんの前もしくは金城さんのアシストしてる時はハイパーイケメンタイムなので安心して見れる。
要所要所でかっこいいとこを見せていたがあくまで金城のアシストに留まっていた中、最後の最後でトンでもない大化け。もうあのまま1位掻っ攫ってほしい大爆走だった。福チャンを完全に抑えた時など「つよい」というより「こわい」である。こわいずみくん。
涼しい顔して荒くれ喧嘩ファイター枠。ガードレールは蹴っとばしぶつかりにいくもの。
鳴子くん
登場からとてもいい子で、ひたすら最高の友人。「おの↑だく↑ん」という発音が非常にかわいい。
序盤は鳴子くんは坂道くんに過保護で今泉くんはクール、という構図が多くて坂道くんの親友といえば鳴子くん…みたいな雰囲気になっていたので「頑張れ今泉！もっと友達面してけよ！」と謎の応援を送った。結局3人で大親友になって本当に幸せ。1年三人が仲良くしてるだけで満たされる。どこでCP組ませても良い。
IH3日目で死んでゆく者の中でも屈指の死に方をした（死んでない）
手嶋センパイ
ペダ見始めて、一番最初にイイナと思ったのが巻ちゃん。次が彼。巻ちゃんが視聴前とのギャップでイイナと思ったあたり、予備知識一切なしで純粋に好きになった初めては彼なのかもしれない。
IH始まるまでは坂道くんが自転車を覚える準備期間なので明確に敵がいない。そんな中最初の敵として立ちはだかったのがT2な訳で。3年の先輩はみんな優しかった分、2年の先輩が敵意剥き出しの悪役というのは熱かった。敗れてしまった時は悲しかった……。
穿った性格に真っ直ぐな性根はマニア向けだが掴みはバッチリ。戦術として闇を利用したこと、精神的にも心の闇を動力源にできること、清濁呑んだ世間擦れした雰囲気から、色んな意味で夜を武器として纏ってる男である。変な意味でも夜に強そう。目指せ凡人達の夜に輝く一番星。
噛ませとして出番終了と思いきや、IHでは応援、補給、買い出し、マッサージに応急手当など、正直こいつ何者だという働きぶりであった。来年は主将ということで非常に嬉しく思うが、サポート陣営に開ける穴は大きい気がする。
可哀想だけど、正直ロード以外のことは何でも平均以上にできる人だと思う。
青八木センパイ
小柄、無口、内気ときて、迫力と眼光とガラガラ声を加味してくるのは相棒以上に穿ったキャラ性な気がする。間接キスが世界一似合うイケメン。純太の話題抜きだとあまり語ることがない。
Cパートでの純太とのいちゃつき具合は結婚しろレベル。
金城さん
イイ声の主将さん。ラストのレースに絡めなかったのは本当に残念。
坊主頭で黒縁眼鏡なのに、学校で公式イケメン扱いされてるって総北女子は男を見る目がありすぎな気がする。
田所っち
本編＆Cパートから大食いなのに胃弱という不思議なイメージがついた。パン屋さんの息子でスポーツマンとはまた斬新な設定である。
膨れる姿が可愛いのと、照れながらヒメヒメする姿が可愛いダブルパンチ。
巻ちゃん
視聴前のイメージ（同人イラストとか）と実際に見て、イメージが真逆に変わった人。見た目とか口調とかから「チャラめの軽い人」ってイメージだったけど、センスがおかしいだけで中身は逆にコミュ障気味なのが刺さった。ああ、この人リアルにいたら結構キモい人だ…と。
不器用で人付き合いが苦手で個性的すぎて退かれる、なんか一番現実的にいそうで、普通にいたらイイ先輩なんだろなあって思える（金城さんは人間出来すぎだし、田所さんは体育会系だし）イイ人すぎて不憫な目によく合うが頑張れ。
IH1日目はあれだ。東堂と結婚してた。山頂で。
新開さん
キャラ性がどうのとか言うより、なんか「速さ」の具現化みたいな人。死ぬほど速い、ってシーンが多いので「気さくな人」とか「腹ペコの人」とかそういうキャラ付けは全部置いておいて「速い人」である。IH2日目、この人が福チャンを引いた時は絶望感すら覚えた。追いつける訳ねーじゃん。
ウサ吉のエピソードとか人間性が見える話もちゃんとあるけど、なんかそういう純粋な速さの塊みたいなイメージ。でも、鬼状態で奇声しか発してなくても、心の声では普段の穏やかな性格なのが、怖い人とか化ける人なんじゃなくてただ速い人なんだなーって思う。
泉田くん
ハコガク最初の敵だけど、いのいちに好きになった。真波や東堂と違って明確に敵視し、若干見下してくる態度はT2以来の敵役然としてて好き（私は敵役にはきちんとヒールしててほしいタイプ）
美人の定義によっては、東堂越えの美人さん。いや、一般的な美人としてなら泉田に軍配があがるかもしれない。筋肉と表情に気がいきがちだが、非常に女性的な顔をしていて綺麗。
東堂
今回のキラーキャラ。
彼も巻ちゃんと同じく視聴前は「軽くてチャラい人」というイメージだったが、確かに実際ノリは軽いし見た目もチャラい。でも、予想以上にハイテンションでナルシストでギャグ担当、かと思いきやメンバー1真面目で面倒見たがりで察しが良くて後輩思い、なのに巻ちゃんに対しては熱血で純粋で真摯で、山では馬鹿みたいに速くて強くて、実は育ちが良くて実家が旅館で和食が好きな日本美人。
シンプルな属性の多いハコガクでどんだけ込み入った属性してんだというやつでそれが大いに刺さった。死んだ。
属性以外に殺されたのは目。どんなに笑っても、どんなに怒っても一筋の光も入らない死んだ目。決してハイライトの入らないその真っ黒い目を「怖えーーーー……」と思ってアニメ見てたのに、今度は原作の方の真っ白い目を見て「怖えーーーー！！！！」となった。泉田と目元交換すれば美少女になれる外見なのに。
山で福チャン引いてる時が一番かっこいい。
真波
最後の最後で、クライマーとは頭がおかしい人種なんだと（東堂先輩の解説付きで）突きつけてくれた。
ここいらの真波への解説が3日目東堂の見せ場。山に対して頭がおかしくなってる者同士だからこそ分かる、東堂＆真波の先輩後輩関係はとても燃えた。しかし、総北クライマーズがそんなに頭おかしくないのに、ハコガクの頭おかしさはどういうことだろう。天下の険・箱根山がそうさせたのか。
でも、魅力的なのはその後で、あんなに楽しそうに戦った後で滲ませた悔しさと先輩への申し訳なさは泣けた。普段本当に不思議チャンすぎるので、こんな一端の高校1年生としての姿が見れるとは。
福チャン
（エースとはそういうものなのだろうが）平坦では新開が、山岳では東堂が、ゴール前では荒北が守るので、なんとなく常に守られてるイメージがある。お姫様感。「一番強いのに一番守られてる」というのはなんか見てて面白い。ハコガク3年は4人揃ってると本当に和む。
Cパートでは常に可愛いし、やはりハコガクのヒロインは福チャン。
荒北
なんというかデキた人と言えばいいのか、男の中の男と言えばいいのか。文句なく一番の男前。1年と3年で人間変わりすぎである。自転車の、福チャンの影響力すごい。
すごい好きなんだけど、感想が「かっこいい」しか言えないからかっこいいとだけ言っておく。ハコガクのオカンとよく言われるが、私としてはオカンは東堂で彼はオトン。
他校もいるけど、とりあえずここまで。結局みんな好きなんで（というかみんな揃ってるのが好き）ちまちま描けていけたらなー。
