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 純愛ist(更新停止)

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猪狩り

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猪狩り



 俺の仕事は弾丸ぐらいに単純明快。
 ちょいと指を引かれりゃ即発射。
 あとはなんも考えず、ただただ奥までブチ込むだけ。
 俺が毎晩ヤってることだ。 



 俺の考えるはじめさんは割と下ネタが好きです。あと助平です。
 ちょっと読破スピード上げて39巻。2日目山岳リザルトまで。つなげるとスゲー長くなるのでまずスプリントリザルトまでの感想。山岳リザルトの感想もできてるので、また明日にでも。

 総北2人(1年&3年)VS箱学1人(2年)と図らずも去年通りとなった1日目スプリント。昨年の泉田の雪辱を晴らす形で銅橋の勝利。36巻の裏表紙の煽り文句、「ブタ オレンジ 無口」と誇り高きスプリンター共がそれぞれ酷いあだ名で書かれているのが胸に刺さる。
 ブタこと銅橋はいい奴なので勝ってくれたのは素直に嬉しい。1年時は芽が出なかった泉田&葦木場、レギュラー落ちを経験した黒田、今年の箱学は苦労人が多く絶対王者らしさは下がったが、報われてほしい気持ちは大きくなった。バッシーに到っては、年下から「ブタ」、敬愛する先輩から「変態」と評されるなどちょっと可哀想な扱いなので特に頑張ってもらいたい。つか、箱学レギュラーでこんな常識的な人を見たことがない。色々と辛かろう。

 オレンジこと鏑木もここにきてキャラがぐんぐん伸びてきてる。頭と感覚が分断しながら動くスゴいやつ。体は完璧にスプリンターとして仕事をするのに頭じゃ全然分からない、神様=青八木さんだと感覚で分かってるのに頭じゃ全然分からない、と色々と神業。天才なのは分かったが、馬鹿さも天才的なので青八木さん後輩指導大変だぞこりゃあ……。
 しかし、僅差で負けたことに対して仲間にも「罵られて当然」と思っているのが、この子が生きてきた世界の厳しさが垣間見える。たまーーーーーに、見た目には出さないけどすごく辛い思いをしてきたんだなこの子と思わせてくれるのが鏑木の可愛げ。そんな中で唯一頼れたのは段竹だけだろうし、そりゃああんなに懐くわ。

 でもここは何より、無口こと青八木さんの見せ場。山神に続くまさかの現人神2人目となってしまった。3年にもなると神になったり星になったりお互い忙しいもんだな純太。
 3年引退後の練習、湾岸クリテ、県予選、合宿……と走る機会はちょこちょこあったもののどれも出番が短い無口先輩。やっとこさ2年合宿ぶりに長々と走ってくれた。まずは手嶋無しでもパーフェクトに走れるのに安心した。体力管理できるし駆け引きもできるし後輩の上手な使い方もできる。はじめさん脳筋治ってる!
 弾丸からバンビへの転身は、結局あんた猟師なの獲物なのと若干混乱させてくるが、追う側も追われる側もどっちも任せろ純太ってことだろう。スプリント姿勢での体幹筋肉の膨張による肉弾丸まではギリ理解がいったものの、その筋肉を足に回すとなると「それは人間が随意的にできることなんですか」とちょっと理解が及ばなくなってくる。肉体変形は御堂筋くんで手一杯だってのに…!はじめさんて、本当にスーパーロボットなんじゃなかろうか。
 とにかくその多段変形ぶりは笑っていいのか困っていいのかだが、手嶋目線になればカッコいいと純粋に思えるはずだ。なんだよ人間を形容する言葉が「丸い」て。もっと観客もこの異常事態に気付いてくれよ。

 はじめさんがこんなに笑ってるのを見るのは初めてじゃなかろうか。最序盤から登場しているキャラであるが、この人笑いながら走るタイプの人だったのである。登場から5年も経って初めて明かされた事実。いやいや、確かに今までは特に笑い出すような人ではなかった。スプリンターへの転向がか、それとも3年になった自信がか、それともIHの大舞台が彼に興を沸かせたというのか。そういや田所さんも鳴子くんも泉田くんも笑い出すタチで、新開さんはもっとタチが悪いやつだった。プロの平坦屋とはそういうものなのか。
 しかし笑顔は笑顔でも、なかなかどうしてアドレナガンギまった凶暴な笑い方が我が家で大好評。笑顔とは、口角あげるだけならいいけど歯を開きだしたらヤバめの合図。異名をつけるならバンビより狂犬あたりが月並みだがしっくりくる。合宿で「純太の嫁」やってた時の儚げな顔はどうした。筋肉にギャップがあるなら表情筋もギャップの激しい人である。獲物を前に舌なめずりは三下がやることだとフルメタが言っていたが、小物くさくてもいいからはじめさんには是非舌なめずってもらいたい。
 ああ、こんな顔で純太を抱くんだな……という凶貌を確認できた一方で、伝説の殺し文句「俺がとめてやる」に始まる颯爽とした彼氏ぶりはなんていうか青手ってすっげー。しかし、大事な時は「一」呼びでちょこっと甘えてみせる手嶋さんも流石に手練れの彼氏だなー。

 いつ来んの?と思ってた、鏑木との先輩後輩話。ほんと唐突かつギリギリでねじ込んでくるのね。同じスプリンターというと鳴子くんたら一人で強くなっちゃうから、こうして先輩している姿が見れて本当に良かった。元からフォームの完璧さは金城さんお墨付きだから、教えるのは意外と得手な気がする。青八木としてはもっと直接色々教えたいのだろーが、果たしてどうなる神バレ……。
 (口には出さないが)青八木がツッコミ属性だったのは、「実は走る時はよく笑う」に加えての新事実である。今までもささやかながらツッコミを口にしていたが、脳内のツッコミ量はささやかってレベルじゃなかった(ドラマCDでも脳内で色々とツッコんでたし)。ボケとツッコミになるので、鏑木のバカさが可愛くなるし青八木のセリフも増えるしいいコンビである。内心で鏑木をベタ褒め→からの前言撤回!は鉄板ネタにしてほしい。
 田所さんに鏑木を紹介するシミュレーションが、彼女をお父さんに紹介してる(鏑木がしおらしい…)みたいで微笑ましかったのだが、同時にこれ以上ないほどの死亡フラグでなんつーかあんたサイコーだ。はじめさんみたいなパワータイプは率先して死亡フラグ立ててはブチ折っていくのが似合うのでガンガンやってほしい(今回は折り損ねた)。最終日には「俺、このレースが終わったら純太と結婚するんだ……」まで行ってもらいたい。
 あと好みの話をしてしまえば、二人ともチビで目つきが悪く、ギラギラした顔で走ってくれるので見てて熱いなあ。青八木さんは元から弾丸キャラだけど、鏑木も鉄砲玉がしっくりくる。総北の弾丸は2発。ダブルタップは殺しの基本。1発目で足を撃ち、2発目で頭を撃つ。

 「バカ」で「負けん気が強く」て「かっこつけたがり」が良いスプリンターの条件なら、青八木それブーメランだよなあ。(元は)体力管理が下手なバカで、足チギっちゃう程負けん気が強くて、純太の前でカッコつけたがる小学生だ。はやくこの人、柴田ヨクサル漫画に出てこないかなあってよく思う。あとスタート前「大事な話があるから来てみたと思えばそんなことか」と古賀の心配をバッサリ切り捨てる青八木を見て、私の中で「古賀は手嶋に強く、手嶋は青八木に強く、青八木は古賀に強い」という三竦みができあがった。はじめさんちょうクール。
 嬉しかったのは「一は一番の一」が観客にも浸透してること。やっぱりはじめさんはオンリーワンよりナンバーワンだろ!

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