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 純愛ist(更新停止)

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黒猫宅急便

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黒猫宅急便


 いよいよトバしてかないとまずいぞ43巻まで。実を言うと結構前から感想はできてたんだけど、最近絵をサボり気味だった。とにかくあとちょっと!
 色んな人が色んなところで頑張ったのでダイジェストでお届け。

●進撃の京伏
 2年に進級して格段に面白さが強化されてる気がする御堂筋くん。顔のデフォルメ率の高さ(特に背景にいるとき)、思いの外長い巨大化持続時間、何度見ても笑ってしまう飛蝗形態……と、彼自身は至極真面目なのだろうが面白すぎる。
 筋肉フェチ以外の情報が何も入ってこない小鞠くんだが、高校1年生にしてどうしてこうなってしまったのか、というかどうしてこんなになるまで放っておいたんだ。昨年なら2日目に御堂筋くんの悲しい過去が明かされたが、彼のそのルーツについて明かされることが2日目中にあるのだろうか。
 私も割と筋肉フェチなのだが、こうはならないように気をつけようと思う。ニク……

●1日目ゴール
 しばらく総北メインで感想書き続けてるけど、実のところ学校単位なら私はほんのり箱学推し。新生では特に葦木場くんと黒田くんを推してるのでこのタッグの逆転勝利は嬉しい。ユキちゃんが派手に散ってくれるまではまさか勝てるとは思わなかったので喜びもひとしお。というか劇場版除いたら箱学がスプリント・山岳・ゴール全勝したの初めてか。劇場版の全勝勝利は「王者ああああああ!!!」と大興奮だったが、原作でも実現してくれるとは。他校ではこの興奮は出せんよ……。
 全体的に女子力の上がった新生箱学において男気要員最後の砦と思われていた黒田。想像以上に男気溢れる人で、まさか1日目から流血沙汰になるとは思ってなかった。というか、1日目から黒田は流血、手嶋は瀕死、鏑木は気絶と今年のIHは物騒すぎた。古賀の胃に会心の一撃!
 1日目で死にかけて怪我したまま2日目出走、箱学の司令塔であり精神的支柱であることの明記、ここまで揃ったらもう死亡フラグ待ったなし。2日目中に死ぬということもあるかもしれない。故・荒北さんは割と綺麗な顔で死んでいったが、黒田はスイッチ入りまくりこめかみ流血しまくりの壮絶な最期を迎える気がしなくもない。黒田は荒北以上に(荒北は猫好きとか元ヤンとかちょっと穿った設定あるから)「体育会系の男前」をストレートに表現してる感じがとてもイケメンで好き。まあ流血がやる気スイッチなのはちょっとビビったけどな。
 シキバくんは勝負事に向かない性格だろうに偉いなあといつも思う。自分の執念とかプライドのためじゃなく、ただ大切な人の思いに報いるために勝ちたい、というのは意外と他にいない子なので全力で応援したい。気持ちの上では案外坂道くんに一番近しい人かもしれない。自分の力を証明できる強さがある福富エースと、人の思いに応えられる強さがある葦木場エース、真逆だけどどっちも王の器だと思うの。箱学エースって知らんうちに大好きになってる率が高いので悔しい。みんなのために頑張る元落ちこぼれのシキバくんと一番じゃなきゃ気が済まない元エリートのユキちゃん、対極の二人がどういう風に仲良くなっていったのか見てみたい良コンビである。まあシキバくん、その、お前が大好きなユキちゃんは、きっとそのうち死ぬけど、エースとして最後まで頑張れ……
 長身に悩まされたシキバくんが、最後のゴールでその長身が勝因になったのが苦労が報われた感が強くてよかった。鳴子くん、202cmに負けたのは仕方ないけど、185cmと同着だったのはスゲエぞ。

●表彰式
 純太そゆとこばっか晒すからすぐエロ担当にされるんだぞこのアバズレ!!!!

●夜にて
 坂道母「アニソン歌うの?」青八木「歌いません」←伏線
 しかし、大事な大事なIHの夜に部屋でやることがゲームって、青八木さんってやっぱオタk……

●さらばT2
 小野田くんの前で唐突におっぱじまる今生の別れみたいなやつ。先輩達、たまに人前で二人だけの世界作るのやめてください!!! 
 「青八木一が意志ある言葉を発した時、それはもはや相談ではなく決意表明」とは同人誌ではたまに見かけたフレーズだったがここまでのパワーワードだったなんて。悠人くんの「答えはYESですか?」に近い恐喝。これ相手が純太だから大人しく聞いてるけど、他のやつだったら一回口答えされた時点でゼンガー・ゾンボルトばりに「もはや問答無用!!!」とか言い出すかもしれない。手嶋は何回コレで胃を痛めてきたんだろう。しかし、凜としたはじめさんに対して、手嶋さんが少ししゅんとして「お別れ」なんて重い言葉を持ち出すのが普段とは別種のデレみがある(鏑木が青八木を呼び捨てにする度に怒るのもいつもと違うデレみ)。手嶋さんて、はじめさんが死地に赴く背中を何度か見送った経験がありそうでこわい。
 青八木は死亡フラグ立てて手嶋はリアルに死ぬと前に言ったが、ここまでされちゃうと逆死亡フラグなので光明が見えてきた。

●2日目の手嶋さん
 1日目死ぬほどカッコよかった手嶋が2日目に即噛ませ化するあたり「この人はどんな扱いしてもいい」感は誰がなんと言おうと俺は嬉しい。活躍すればするで「うおースゲー!」と思うし、しなけりゃしないで「やっぱ無理かー」と思える俺達の手嶋主将。もう2日目は活躍できるとは思ってねーぞ。3日目で頑張れ。戦って死ね。
 でもさりげなく、青八木の逃げと手嶋の壁と2年時の戦法を確実に出している&手嶋主将と青八木副将が元バディだったことを丁寧に説明し直しているので、ここぞ!って頃合いに伝家の宝刀・シンクロストレートツインが炸裂する伏線を感じてる。あれだけは小野田にも鳴子にも今泉にも追いついた、唯一「負けたことがない」技。あれを、あれを出せば勝利フラグな気がする。もしくは手嶋に夜戦でもさせたげて。

●ゆーとくん
 強さはよくよく分かったから今度は少女願望について詳しく聞かせてほしい(女装少年フェチ)

●鏑木くん
 テンションとパフォーマンスのムラっ気が物凄い、という個性が分かってきた。パフォーマンスに安定感のある青八木、テンションが常にストップ高の鳴子、そして上がり下がりがノーモーション&ノーブレーキの鏑木である。学年が下がる度に扱いずらくなってる!!!
 初登場時よりバカさが急加速してるが、同時に感覚の鋭さが青天井なのがすごい。人の言葉に「質量がある」と感じられる感覚って相当なモンだと思う(というか独白だと結構難しい単語使うのね)。自分の中の「歯車」といい、共感覚でも持ってるのかもしんない。突き抜けたような天才肌。これで伸びしろ最強とは来年の姿が楽しみだ。
 意外にも「人のため」で一番力を発揮できることが判明。ずっと段竹といたからだろうか、個人プレー上等な性格に反して体は「組む」ことを前提にできているのかもしれない(この子が頭と体が別個に動いてるのはこっちもよく分かってるし)。青八木さんが卒業した後の「引き」担当になってくれるのだろうか。IH中に才能を開花させていった選手は数多いれど、「オールラウンダーでエース」志望だったのに「スプリンターで引き担当」という真逆の才能が開花していったのは異色に過ぎる。問題は、果たしてこの子いつ自分で気付くか。

●ヒメはヒメなのヒメなのだ
 多分今大会もみんなでヒメヒメ歌う機会が1回ぐらいはあるのかなーと思ってたら、小野田くん主導でない自然発生的なラブヒメだった。小野田くんの押し売り布教が実を結んだ瞬間とも言える。
 田所さんですら最初は断固拒否し、赤面しながら歌ったラブヒメ。それを顔色一つ変えず、しかも集団のド真ん中で。ハートの強さでIH総合優勝を決めるのならはじめさんが優勝。しかも後輩に言ってることは、大雑把に言うと「歌は歌うもの」「歌え」だ。言葉自体は当たり前のことを言ってるんだけど、状況と言っている人がアレなので怖いを通り越して面白い。まさかはじめさんの口から「歌」という単語が発せられるだけでこんなに面白いとは思わなかった。冷静に感想を書いているようだが、正直思い出す度に腹を抱えてる。鏑木と合わせて青八木さんが加速度的に面白担当になってるスゲエ。
 青八木もラブヒメパワーについては「田所さんが言っていた」程度の認識しかないはずだが、この土壇場においてその一縷の可能性に全声量を振れる熱いハートが鏑木の心を揺さぶった、のか?その無表情かつ堂々たる歌いぶりは若干歌っているより叫んでるだけな気もするが、アニソンと体育会系が超融合するとこうなるのだろう。萌えソン歌ってても「腹から声出せ!!!」て、運動部ノリが微塵も抜けてないのが最高にカッコイイ。小野田くんが見てたら(そういう歌じゃないです……)と萎えたかもしれない。とりあえず、はじめさんって歌下手そうだなと静かに思った。「俺は純太の聞き専だから。」
 是非これはアニメで見てみたいシーンであり、劇場版第2作とかでは新生総北全員で歌うところが見たいもんである。

●今泉くん
 彼のメンタルについて私は擁護派です。しっかり者で、ギリギリまで弱音を吐かず、気高くしかし仲間思い。ほんと、ほんとイイ子じゃないですか……。
 なんつーか、彼は1年生にして強くなりすぎたところはある。自分でも天才的な走りだったって言ってたけど、本当に去年の3日目終盤の爆走は神がかってた。福富さんを完全に凌駕したあの瞬間においてだけなら、弱ペダ史上最強だったと思う。その最強今泉くんがこの2年目をどう頑張るのかっていうと、やはり精神的なところになってしまうかー。小鞠くんに「ざらついてる」と言われた時は、マジかどっか調子悪いか怪我してんのかと心配したけど心の問題だったか。でも、故障とかじゃなくてホント良かった。
 1年IHが終わってからの今泉くん、雰囲気いい感じだと思ってたんだけどね。クールよりはちょっと意地悪ぐらいのキャラ付けになって。小野田くんをからかうようなことしたり、鳴子くんとの喧嘩ではたまにボケツッコミ逆転してたり、鏑木に対しては意地悪先輩だったり、杉元といつの間にかイイ感じになってたり、手嶋さんには驚くほど懐いてたり(IHスタート前の「手嶋さんが言うから…」とか抱かれろ!!!と思ったもんだ)。IH終わってから急速にフランクになっていくのを見るにつけ、穴掘って「今泉可愛い!!!!」って叫びたい気持ちにさせられたものだったんだけど。
 まだ読み途中だから何とも言えないけど、今回のことは周囲への愛着が増したが故なのかなーと思ってしまう。「集団行動が苦手」と「友達&先輩&後輩思い」が同居しちゃってるから苦労するのだろうな。人と一緒にいたいけど、人に合わせるのは苦手だし人に合わせるには必ず力を抑えなければならない天才のジレンマ。1年の今泉なら「俺についてこれないなら置いていく」ぐらいに一人で全力疾走したろうが、仲間と助け合うことを覚え後輩を指導する立場になったことが、逆に今泉自身を殺して無意識に全力を出せなくさせてしまうなんて。金城さんの教えがまさかこんな弊害を産むとは。なににつけても心根のいい子である……尊い。
 でもまあ心折れるのは経験済みだし、黒田のスイッチがこめかみなら今泉のスイッチは「どけよ」の一言なんで「どけよ」待ちです。あれ言った時の俊輔はこわ泉くんだから。

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